生理用品と古書の雑記

むかしの女性はどうしてた?古雑誌でたどる月経帯からアンネナプキンまで
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大正14年(1925)主婦之友 新年特別号

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あたたかそうなショールを羽織っている女性が表紙のこれは、
大正14年(1925)主婦之友新年特別号。

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開いてすぐの目次ページの上には号にちなんだ絵が描かれていて女の子と花と牛。
この年が丑年だったことがわかる。

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この当時の主婦之友は目次の次は広告ページが何十ページにも渡りその後、
記事のページに移っていくという流れなのだけどその記事ページの直前にあったのがこれ。
新年の言葉と題された読者への挨拶となっていて、この文中で
一年と少し前に起きた大正12年の関東大震災からの復興への思いのようなものが
感じられる箇所があるので抜いてみます。

「私どもの過去が何う(どう)であったとしても、それは今日問ふところでありませぬ。
ただ将来をして、常に新しい運命を開き拓いて進むべき、強く義しき(だだしき)もので
あらしめたいと思ひます。」

とあり、次のページ、この号の表紙の右端に描いてある逆境を乗り越えて
運命を開拓した婦人の力という特集ページへと進む。
内容は様々な立場の女性たちの経験談として書かれていて、
大震災で力を発揮した尼僧、女工から起業家となった、女手一人の子育ての美談など。


変わって、新年号ならではと思った記事が占い。
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別にどうということもない運勢判断だと思うけど、このページを見たとき
思わず、わお!(古っ・汗)と驚いてしまった。何に驚いたかというと生まれ年。
なんと安政元年の72歳から始まっていて、一番若いのは、当然ながらこの号の
発売時点の大正14年。安政、萬延、文久、元治、慶應、明治、大正となっているのは
当時の占いの確認表では普通のことだろうけど。

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他に新年号ならではというより、冬の特集に相応しい記事がこの七人の女性の写真に
つながる特集記事で、この写真は家庭の実務問題研究会という家事研究の集まりに
出席した人たちの写真。

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研究会の議題は冬の衣服に関すること。和服のときの寒さ対策は襦袢よりも
コンビネーションがよいとか、木綿がいいか絹がいいかなどの話の内容が
座談会形式の記事になっている。

・コンビネーション
シャツとズボン下、シュミーズとペチコートというように上下二つのものが
機能的に結合して作られた下着の総称(改訂版実用服飾用語辞典、文化出版局)

で、この記事のすぐあとにコンビネーションの広告がありました。
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コンビネーショシってなってるけど・・・
この広告の説明文も気になるところ。
”外部よりの魔手を絶対に防御”ってどんな場面なのだろう・・・


もうひとつ、コンビネーション
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最後はうんとお正月らしい広告をひとつ。
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帯がハート模様。


徒然日記 23:11 -
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