生理用品と古書の雑記

むかしの女性はどうしてた?古雑誌でたどる月経帯からアンネナプキンまで
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昔の月経不順薬の広告で月経と書いてつきやくと読むのは本気と書いてマジと同じなのか?
こちらの広告は月経の二文字に「つきやく」とルビが振られています。

1929(昭和4)年 婦人倶楽部11月号より

難しくて読めない漢字というわけでもない月経に、
どうしてルビが付けられているのか?

月経の「つきやく」という読み方は、明治末や大正時代の月経帯広告にもあり、
生理のことをつきやくと言っていたのでしょう、
月役や月厄という書き方も女性雑誌にはみられます。(※1)

月役の場合だと定期的な生理現象で毎月のからだの役目とイメージできますが、
月厄となると生理を禍、災難と重ねたいほどなのかと思ってしまいます。

確かに、こんな日に来るなんてとタイミングの良さ(悪さ?)を
呪いたくなるようなときもありますが。

実は件の広告は、通経剤という生理不順を整えるための薬の広告です。
生理の悩みを抱える人にとっては、きちんと来ないことこそが禍です。

ルビを「つきやく」としたのは、まるで
月経があなたの悩みの大本でしょうと言っているかのようです。

例えば、本気と書いて「マジ」とか女性と書いて「ひと」のように、
その漢字から受けるイメージとは違うイメージを起こさせるために
必要なルビだったのではないかと思います。

※参考書籍等
1、月経をつきやくと記している雑誌の号
明治41年(1908)2月1日発行 婦人世界
明治44年(1911)11月1日発行 婦人世界

大正9年(1920)9月1日発行 婦人世界
大正10年(1921)11月1日発行 婦人世界 他

ありがとう最後までお読みくださってどうもありがとうございます。
明治・大正・昭和の生理用品広告集サイトもご覧くださると嬉しいですきゃvネコ

 
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月経帯時代の生理用品と広告 23:01 -
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